奇縁まんだらいやあ、ずいぶんのご無沙汰申し訳ございません。何がどうしたと理由などありません。単なる登校拒否、出社拒否、怠け癖てなもんでございます。いろいろとご心配をおかけいたしましことお詫び申し上げます。こころを入れ替えまたがんばります。 今日、仕事から戻りますと、封書が届いておりました。親友のS君からで、中には日本経済新聞の切抜きと手紙が入っておりました。土曜日の日経新聞に、瀬戸内寂聴さんが「奇縁まんだら」と題して、交遊録みたいなものを書かれています。横尾忠則さんが画を担当されていて、すごい贅沢ですけども。最近のそのコラムが、水上先生についてのものなので、気を利かしたS君がわざわざ郵送してくれたのでした。きっとこのブログが長い間止まっていることに、こころを傷めていたらしい親友の気遣いに感謝感激です。 手紙には、久し振りに上京して、若い頃住んでいた井の頭線沿線を散策したことなどが、書かれていました。お互い共通の記憶もたくさんありますが、「あのときああすれば、よかったのか」なんて考え出すときりが無い。でも、水上先生ならそこからでも話の一つや二つは出来たのではないでしょうか。ここが作家とちがうところでしょうか。 日経の記事は、さすがに寂聴さんの言いたい放題、今となっては誰も文句は言えないので、気持ちいいくらいズバズバ書かれています。文士劇のこと、講演会のことなど、水上先生の息遣いが感じられる内容です。共通の記憶と確かな信頼感による愛情あふれる文をぜひご一読ください。10月27日、11月3日、11月10日と続きます。
by suijyoben
| 2007-11-07 22:14
| 水上勉の仲間たち
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